鈴木元気のバスケノート

バスケットボールに関して思ったことをポチポチ書いていきます。

LGBTとかSNSの誹謗中傷とかあるけど、それ以前の話

ども!!
クラブチームのシーズンも終わり、
基礎立ち返り、
先日はゴムバンドでフットワークし
ケツが筋肉痛の鈴木元気です。

大事にしていることは「認める」。そして、、、

今回は僕が教員時代に、
コーチしているときに、
彼女と接するときに、
あらゆる人と接しているときに
気をつけていることを書こうと思います。
(ちょいネタバレしてますね笑)

なぜ書くのか、キッカケ

きっかけはこちらの記事です。
(記事消えてました。。。)

news.yahoo.co.jp
その中でも、
慶應義塾大学の若新雄純特任准教授の
最後の一言です。

「様々な性自認を持つ人に問題があるというわけではなく、環境が問題なのだと思った。
(中略)
“男らしさ”とか“女らしさ”にこだわらない、放っておいてくれる社会だったとしたら、そこまで悩まなくても良かったのではないか。“よくある女性”のイメージに当てはまらない状態を許さない感じが、今の社会にあるということに気付かされた」 

一言というには長かったですね笑

で、これを読んで、
ここ最近のSNSの誹謗中傷とか、
LBGTのニュース、記事とか、を目にして、
人と接しているときに気をつけていることを
まとめようと思いました。

気をつけていること①

まずその①は認めることです。

個人や行動自体を
「そんな人(もの)はない」
とバッサリ切り捨てて、
その存在自体をないものにしようとする人がいます。
これは論外です。
世の中には色んな人がいます。
色んな個性があります。

世界に一つだけの花

があんなにも売れたし、
素晴らしい歌だと言われてて、
みんな理解しているのに、
「ありえない」
って人はいなくなりません。
謎です。。。。

ただ、そんな社会でも、
近年は「LGBT」という言葉が出て、
少しずつ認知される一部の人も出てきました。
言語化によって、認知され、
「そういう人もいる」と
なることは大事ですね。

バカにするように、
「オタク」
という言葉も使われますが、
そういう人もいる、って
認知されているという点では、
進んでいましたね。

(僕からしたら、オタクは逆に突き詰めているので、
リスペクトでしかないんですが。)

少し逸れましたが、
まずは、
存在を認知する、認めること
がとても大事です。
これが前提です。

ここまではアイキャッチ通りですね。
次はその先について書いていきます。

 

気をつけていること②

ここからが今回書きたかったことです。
その②は許容です。
認めるにも含まれていそうですが、
これが大事なので別にしました。

  1. 存在を認める(認知)
  2. 存在を許す(許容)

です。LGBTやオタクも存在は認知されてはきています。
世間が存在を認知したから、

「そういう人もいるんだなぁ」

と。これもある意味許容できているかもしれません。
認知した瞬間から、
「この世界にそういうものがある」
許容しているからです。

ただ、どこか雲の上感があり、実感していません。
許容している"感"だけで、存在の認知でしかありません。

では、「許容」とは何なのか。

それは身内や友人、クラスメイト、
SNSで繋がれる人が
そうなったときに許せるのかです。

  • あなたは親友がLGBTに該当していたら受け入れられますか?

親友は逆に行けるかもしれません。

  • 弟がゲイだと知ったとき
  • クラスメイトにレズビアンがいたとき
  • 入学したらかなり太った男子がいたとき
  • チームメイトが実はアイドルが好きで握手会に行っていたと知ったとき
  • 木村花さんが小林さんの帽子をはたいたのを見たとき
  • 芸能人が詐欺まがいのことをし、さらにそれでも収益を得ていると知ったとき
  • 芸能人がラジオで失言したとき

これらは皆さん、受け入れられますか。
そして、許容できますか?許せますか?

人間は受け入れられないものを拒絶します。

ゲイの弟、レズビアンのクラスメイト、アイドル好きのチームメイト、木村花さんの行動、などを拒絶せずにいられますか。

最初に拒絶はあるかもしれません。
それは人間の本能として大事です。
否定はしません。

ただ、そのあと、どう行動するのかが大事です。
木村花さんのSNSで叩かれた行動は、番組制作側のヤラセだと後に分かりました。それが先に分かっていたら、あなたは叩いたでしょうか。

許容するには

まずはその人や、その行動の背景を察することです。
受け入れがたいことならば、まず背景を考える。
その背景次第では、納得いくかもしれません。

木村花さんの背景を全ての人が考えていたら、
「リアリティショーだし」と落ち着いて、
SNSで誹謗中傷を浴びせるまでにはいかなかった人が
もっといたと思います。例えイラッとしたとしても。

もう1つはそれが個性であると常に捉えることです。
レズビアンを理解しきれなくても、
それは個性だと捉える。

これは例ですが、
バスケが好きで毎日バスケして、毎日NBAを見て、NBA選手にめちゃくちゃ詳しい男子と、

アイドルが好きで、毎日アイドルDVD見て、ネットで情報取集して、アイドルにめちゃくちゃ詳しい男子

がいて、これの何が違いますか?
でも、現実世界では、後者がいじめられたり、ドルオタといじられたり、それが嫌で隠して窮屈に生活したり、場合によっては両親に嫌がられ、趣味を否定されたり。。。

これはただ好きなものが違うだけです。食べ物で唐揚げとパフェに置き換えても、度合いは違ど同じことが起きるでしょう。

皆さん、人のそれ、人の行動、趣味嗜好はそれぞれ個性です。

その個性があなたに危険を及ぼすでしょうか。ただ自分は違うだけだから理解できないだけではないですか?

 

芸能人に対しても同じです。見えない背景を考えたことはありますか?

確かに受け入れがたい失言、反社会的行為、犯罪、

色々あるかもしれません。でも、あなたはそれによって被害がありましたか。

あなたに何も影響ないのに非人道的な言葉を浴びせるのはやめましょう。なんの解決にもなりません。

まずは背景を考える。自分も同じことをしてしまうかもしれない。
その背景次第では、その行動が実は納得いくかもしれない。
それを置いておいて、かつ叩く。それは違う。

仮にもし被害があったなら正しく声をあげましょう。
いけないことをいけない、と発信するのは誹謗中傷ではありません。
ただ、そこに汚い言葉をつけ、発信することは違う。誹謗中傷です。

まとめ

すみません、だいぶ話がぐちゃぐちゃになりましたが、
僕は、みんなが許容できる範囲をもっと広げて欲しいです。
自分が第一印象で受け入れられないことを拒絶する人が多すぎると思います。

僕も、

”当てはまらない状態を許さない感じが、今の社会にある”

と思っています。
自分の思考、考え方に当てはまらないものが出てきたときに、それを許せる人が増えて欲しいです。

オリエンタルラジオの中田さんがご自身のYouTubeチャンネルで、

「ワイドショー出演時は批判的なことを言った方がスタッフが喜ぶから言っていた。それは間違っていた」

とおっしゃっています。そこまで見てる人に理解しろと言いませんが、賢い人ならその背景がある可能性も踏まえ「嫌な役を引き受けてるのかもしれないのか」と考え、仲田さんを許容できると思います。たまにイラッとすることがあるのは分からなくないですが笑

全ての人間には個性があります。
そして、それを互いに全て理解しあうのは無理です。
だからこそ、それを理解し、許容していきましょう。

もっと許容して、生きやすくなれば、
もっと素晴らしい世界になると思います。

最後まとめも長くなり、すみませんでした。
これもお許しください笑
では、また!!